ESSAY
同じ六月、僕らは別々の病院にいた
歩き方が、少しおかしかった。向こうから来る彼の体が、一歩ごとに片側へ沈む。
生き方、考え方、手放すこと。読み終えたあと、少し考えたくなる話。
歩き方が、少しおかしかった。向こうから来る彼の体が、一歩ごとに片側へ沈む。
生き方の話をしよう。夜のバルで隣になった男が、写真家だと言った。
昨日、日本からスペインに戻ってきた。荷物を置いて、テラスに出て、ビールを開けた。
去年の自分の線が、どこにあったか知らないキッチンの扉枠に、鉛筆で線が引いてある。
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